2016年03月28日

保育士の待遇に問題があるのは分かる

保育士の待遇に問題があるのは分かる。
デモや集会の自由に関しても、どうこう云う気はない。
但し、保育所の待機児童問題に関して、原因が「保育士の不足」=「待遇が悪いから」と考え、国会前でデモを起こして感情的に訴えることで解決を図ろうというのであれば、思慮浅薄と云われても致し方ないと思われる。
そもそも直接の訴え先が間違っているというのに、それにすら気が付かぬようでは先が思い遣られる。



保育所には、認可保育所と認可外保育所の二種類がある。


・認可保育所

児童福祉法に基づく児童福祉施設で、国が定めた設置基準(施設の広さ、保育士等の職員数、給食設備、防災管理、衛生管理等)をクリアして都道府県知事に認可された施設。
保護者が仕事や病気などの理由で、0歳〜小学校就学前の子どもの保育ができない場合に、子どもを預かって保育する。
区市町村が運営する公立保育所と、社会福祉法人などが運営する民間保育所(私立)があるが、認可保育所は公費により運営されている。


・認可外保育所

園庭の広さなどさまざまな設置基準の関係で、都道府県知事の認可を受けていない保育施設のこと(後述の認証保育所も認可外施設の一部となる)。
都道府県知事に申請をし、保育士の人数・保育面積・設備等で一定の基準を満たしている必要がある。
ベビーホテルや深夜に開かれている保育施設なども含まれる。また、企業や官庁・大学等がその職員や学生専用に開設している保育施設も、認可外の保育施設となる(認可保育所・認証保育所は公的補助金が投入されるため、特定組織の構成員のみに利用者を限ることができない)。
保育料の設定は各保育施設が行う。公的補助がない独立の施設では、保育所と同様に利用した場合、月額10〜15万円程度の保育料になることがある。企業・官庁・大学等が運営している認可外保育施設では、機関の補助によって保育料を抑えている場合もあれば、受益者負担になっている場合もある。

認証保育所は、東京都独自の制度である。
国の基準による従来の認可保育所は、設置基準などから大都市では設置が困難で、また0歳児保育を行わない保育所があるなど、都民の保育ニーズに必ずしも応えられていない。
そのため東京都では、東京の特性に着目した独自の基準を設定して、多くの企業の参入を促し事業者間の競争を促進することにより、多様化する保育ニーズ応えることができると考えられる、認証保育所制度を創設したのだが…。
posted by ベテラン保育士 at 12:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする